2025年万博開催予定です。
2025年大阪万博テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」
今後50年おそらく何の成果も残せない博覧会になると思います。
なぜなら1970年大阪万博テーマは「人類の進歩と調和」
それから55年を経て大阪は地域発展のために大阪カジノ構想を打出し、
地域経済発展のためには賭博場を開きましょうとなった。
聞こえの良いテーマをかかげて万博を開催しても何ら進展しない
それどころか後退するのが大阪の政治経済です。
万博開催の虚無感が押し寄せてきます。
ところで、昨日水俣病訴訟被害の救済というニュースに衝撃を受けました。日頃の勉強不足で60年前の公害救済がここまで未解決なことに驚きました。日本の政治家はざるに税金をばらまいています。つまり過去の失敗の反省や弁済無しに、くだらないイベントに税金を使っています。
昨日のニュースでは水俣病原告128人が60年以上苦しんで勝ち取った賠償額が約3億円(1人275万円)らしいです。それでも原告は涙して喜んでいました。非常に心が痛みました。
一方先週末、日経新聞でみた万博予算450億円増額案というニュースには怒りしかないです。そんな金が有れば国家は全国の公害賠償に費用を使うべきです。過去への反省と賠償無くして、「いのち輝く未来社会のデザイン」などあり得ないと思います。万博開催など優先順位からすれば、開催するする必要などありません。
万博開催と公害補償を結び付けても意味がないという意見もあるでしょうが、万博テーマがあまりにも現実を無視しているのでただただ腹立たしいのです。
未来よりもまず過去を現在を正して欲しいです。